来週の大寒波 2000年代に入ってもっとも強い寒気に相当する予報【佐賀県】 (23/01/20 18:40) |
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あす土曜日は晴れ間が出て洗濯日和となりそうです。日曜日は天気下り坂で早ければ昼過ぎから雨が降る所があるでしょう。 来週は、南岸低気圧が東に去った後、大陸からの高気圧が張り出して西高東低の冬型の気圧配置に変わりそうです。 上空1500メートル付近ではマイナス15度以下という今シーズン一番の最強寒波がやってきそうです。 【キャスター】 かなり強いんですね。 上空1500メートル付近の気温の観測がデータがあり、福岡で見ると、統計開始以来もっとも低いのは1997年に観測したマイナス17.3度でした。 2位と3位はマイナス16度以下でトップ10で見てもいずれも1900年代に観測されたものでした。 今回の寒気がマイナス15度以下ということで、2000年代に入ってもっとも強い寒気に相当するということになりそうです。 【キャスター】 それほど強い寒気ということは大雪の恐れもありますか? 寒気は強いですが、風向きが北西で、雪雲が流れ込みにくくなっています。 火曜日を中心に雪が降って山沿いを中心に積もる可能性がありますが、クリスマス寒波のような大雪まではならないかと見ています。 ただ、予報が変わる可能性もあるため、最新の情報を確認するようにしてください。また、今回は特に気温の下がり方に注意が必要です。 気温は一気に下がって最低気温がマイナス4度くらいまで下がる日が出てきそうです。 注意点見ていきますと、凍結しやすい場所は橋の上や日陰、トンネルの出入り口などがあります。今回はさらに水道管が凍結する恐れもありますので、寝る前は水を少し出しておくなど対策が必要です。 不要不急の外出は避けたいところですが、外出される場合は雪道の歩き方は、かかとから着地せずに足の裏全体で着地するようにしてください。 歩幅を小さくして前傾姿勢にすると転倒のリスクを抑えることができます。 【キャスター】 週末のうちに寒さと雪への備えをしておくといいですね。 |