日本刀ができるまで1太刀【japanese sword making story】布都正崇 正恒 日本刀の作り方 刀鍛冶 説明も |
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日本刀のつくりかた
刀鍛冶 布都正崇が日本刀、太刀を製作するまでの映像を記録します 古釘を使い卸鉄と玉鋼を使い太刀を正崇なりの持論と共に太刀を製作します。 狙いは鎌倉初期の正恒のような雰囲気を持つ太刀 古釘から卸鉄 卸鉄は鉄に含まれる炭素量の調整、必要とされない不純物の調子と地鉄の再利用【リサイクル】する事が可能 材料としては和鉄、和鋼、古来の低温精錬製法で作られた和鉄を使用します。 現代の高温の精錬法で作られた鉄は刀には使えません 玉鋼だけ使用で充分、日本刀の制作は出来ます。刀鍛冶の自己満足の事柄かもしれませんが、答えは刀鍛冶各々が知るところです 日本刀の定義 【日本刀=刀剣類=武器】 【出来るだけ分かりやすく紹介します】 素材として、日本古来の製錬方法で生まれた鉄を使用する事、砂鉄と炭を使い低温精錬されたもの、和鉄、玉鋼を必ず使用し、伝統技術で鍛錬をして制作されたものを日本刀となります。 日本刀の所持、制作 日本刀の所持に関しては現在では美術刀剣として美術品の分類に分けられ所持する事が許されています。所持する刀に教育委員会から発行される登録証を刀と一緒に付けておけば、誰でも所持出来ます。 制作 制作に関しては国から作刀認可を持つ刀鍛冶しか制作は出来ません。 刀鍛冶になるには師匠になる方のもとで四年間制作に携わり文化庁の刀鍛冶になる為の試験を受験する事が出来ます。 試験が受かる事が出来れば親方のもとで最短で弟子入り五年で国から認可が受ける事が出来ます。 刀鍛冶以外の方が刀剣類、刀を制作することは法律により罰せられます。 どうしても刀を制作したい方は刀鍛冶さんに相談してください。色々と教えてもらえたり制作出来るまでの【刀鍛冶】道のりを紹介してもらう事も出来ると思います。 現在、日本では 洋鉄、鋼材を使った刀の姿をしたもの登録出来ないものを作る事は禁止されています。私達、刀鍛冶であっても洋鉄では刀を作る事は許されていません。銃刀法の他、制作について規制があります。 【色々と法規ありますが問題なく所持する事が出来る刀剣類は登録出来る事が【可能なもの】前提となります。個人的な考えで制作する事は出来ません】 戦後GHQから日本刀の存亡の危機が訪れました。 復興活動された方々のおかげで廃棄されずに美術品と言うカタチとして 管理と規制のもとに 日本刀は美術刀剣と呼ばれ今現在、日本刀が存在する事が許されています 2022.1.2 次回UP予定2022.1.15 良ければチャンネル登録よろしくお願いします。励みになります^_^ |