【気象予報士が解説】
15日夕方も県内は広い範囲で雪が降りました。午後5時時点の積雪の深さは、津南町で108cm。県内で今シーズン初めて積雪が1mを超えました。そのほか妙高市関山で97cm、上越市安塚で67cmなどとなっています。
大雪のピークは16日にかけて。
寒気の予想を見ると、16日朝の時点で、平地で大雪の目安となる-12℃以下の寒気が県内に流れ込むでしょう。大雪のピークは16日午前中いっぱいで、夜になると強い寒気は北に抜けていく見込みです。
16日の天気の移り変わりを見ると、朝も全県的に雪が降り、雪かきが必要な所もありそうです。その後、昼頃にかけて各地で雪が降るでしょう。一方、午後になると沿岸部から次第に雪の降り方が弱まる見込みです。

今後の予想降雪量は、15日夜から16日朝にかけて、上越と中越の山沿いで50cm、下越の山沿いで40cmの雪の降る所があるでしょう。また、上越市や長岡市周辺では最大10cmの雪が予想されています。
その後16日朝から夕方にかけては、上越中越の山沿いで40cm、下越の山沿いで30cmと、さらに積雪が増えるでしょう。平地では5～10cmの予想となっています。
加えて、16日は風の強い状態が続きそうです。最大瞬間風速は、上越中越で25m、下越佐渡で30mの予想です。
ふぶいて見通しが悪くなる所もありそうです。また着雪停電や倒木などにも注意が必要です。

2024年1月15日放送時点の情報です

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