ＪＲ西日本が来年秋に導入する観光列車の名称を発表しました。

　ＪＲ西日本が新たに導入する観光列車。時期によって地域を変えながら運行するということで、「地域に光が当たり華やぐ」という意味をこめて『はなあかり』と名付けられました。

　座席は全てグリーン車以上というハイグレードな列車で、うち１両にはグリーン車のワンランク上にあたる「スーペリアグリーン車」を初めて導入。２人用の座席を１０組設け、個室のような空間に仕上げる予定です。

　はなあかりは、来年１０月にデビューして、まずは福井県の敦賀から兵庫県の城崎温泉までの区間で運行するといいます。

　（ＪＲ西日本　長谷川一明社長）「このエリアはこれまでに特急列車とかも走っておりませんし、地域にとってのとっておきのものをいろんな形で集めていきたいと思います」

　来年春には北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸するため、敦賀の観光客が関西方面まで足を延ばすきっかけにしたいということです。

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