台風６号は８月９日（水）から１０日（木）にかけて、九州の西の海上を勢力を維持したまま北上する見込みです。九州地方は荒れた天気や災害に繋がるような大雨のおそれがあるほか、台風から離れた関西でも湿った空気の影響で大雨に警戒・注意が必要です。

　特に湿った風が山地にぶつかる四国山地や紀伊山地の南～南東側の地域で雨量が多くなるでしょう。徳島南部は９日（水）の明け方から警報級の大雨の見込みです。近畿南部でも雨雲の発達次第では大雨の警報が発表される可能性があります。土砂災害や川の増水・氾濫・低地の浸水に十分注意してください。京阪神など近畿中部や北部も概ね曇り空ですが、晴れ間が出たり、にわか雨があったりと、変わりやすい天気になりそうです。そして一日を通して厳しい蒸し暑さが続きます。最低気温は２８℃前後、最高気温は３５℃前後で、熱中症にもくれぐれもお気を付けください。

　さて、台風６号に続いて、８月８日（火）の午前中に台風７号が新たに発生しました。週末にかけて、発達しながら列島にゆっくりと近づき、１３日（日）以降、西日本や東日本にかなり接近して、お盆時期を直撃してしまうおそれがあります。移動の多い時期になりますので最新の情報に注意が必要です。

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