佐賀県小城市とKBCが防災協定 放送通じ減災へ |
|
豪雨などの災害時に被害を減らそうと、2日佐賀県小城市とKBCが防災協定を結びました。佐賀県小城市とKBCは、防災協定の締結でテレビ・ラジオの放送を通じて、速やかに避難情報を住民に伝えるなど「減災」への取り組みを連携して進めます。
小城市・江里口秀次市長は「災害時には、リアルタイムの情報を知らないと、ますます不安が増してくるのではと思っていた」と話していました。 小城市は佐賀平野の中央部にあり、北部には1000m級の天山山系がそびえ、南部は有明海に面しています。市のハザードマップでは、山あいの急傾斜地で土砂災害の危険区域が、中央部から南部の平野部では、内水氾濫による冠水で川から離れた所でも浸水の恐れがあることが示されています。 おととし8月の豪雨では、牛津川で堤防を越えて水があふれ床上浸水などの被害が出ました。 KBCは、福岡・佐賀の自治体と防災協定の締結を進めていて、小城市は佐賀県で15カ所目です。 |