連日の寒さで、北海道内では水道管の凍結が相次いでいます。1月5日夜も平年を下回る気温になる予想で水道管の凍結に注意が必要です。

　視聴者：「やばいやばい」

　天井からぽたぽたと落ちる水。直後に水が天井を破り、勢いよく落ちてきました。水漏れは洗面所にも広がりました。

　視聴者：「水量は増しているように感じます」

　札幌市北区のアパートで突如発生した水漏れ被害。　水道管が凍結し破裂したことが原因とみられ、上の階の水道の元栓を締めて、水漏れは収まったということです。

　札幌は年末から厳しい寒さが続いていて、5日も最高気温は氷点下3.1℃と、11日連続の真冬日となっています。

　札幌市水道局によりますと、水道管凍結に関する問い合わせは4日に1093件と、1日当たりとしては統計を取り始めて以来最も多くなっています。

　北海道内は、引き続き平年を下回る気温が続く見込みです。

　札幌市水道局は、氷点下4℃を下回ると水道管凍結のリスクが高まることから、外出時や寝る前には水抜きを徹底するなど注意を呼び掛けています。