近畿地方の大雪のピークは過ぎましたが、積雪・路面凍結に気を付けてください。

　１月２５日（木）の午後６時現在、まだ北部では積雪５０ｃｍを超えている所があり、京都市の北部など、中部や南部の山沿いでも積雪状態となっています。まだ北部では２６日（金）の昼前にかけて断続的に雪で、山地では多い所でさらに１０～２０ｃｍの雪の降る所があるでしょう。ただし、これまでと比べたら降り方は弱まり、大雪は落ち着く見込みです。これまでに大雪になった地域では屋根からの落雪にご注意ください。

　また、路面に雪が積もっていなくても、濡れた路面が凍結しているおそれがあります。朝は内陸で氷点下の冷え込みとなるため、急がなくて済むように少し早起きをして、通勤と通学は時間にゆとりを持つようにお願いします。また斜面ではなだれに注意も必要です。

　天気はゆっくりと回復する見込みです。雲が広がりやすいものの、午後は中部や南部で晴れ間があり、風も弱まるでしょう。最低気温は都市部でも０度近く、最高気温は前日より高めですが、５度から８度くらいの予想で、真冬らしい寒さとなりそうです。

　この先、２８日（日）に北部で雨や雪が降るほかは、大きな天気の崩れはない見込みです。寒波の後は季節はずれの暖かさとなりそうです。来週から再来週にかけて、大阪の最高気温は１２度くらいの予想で、３１日（水）は１５度くらいまで上がる可能性もあります。ポカポカというほどではありませんが、１年でも一番寒くなる時期としては、気温が平年よりかなり高くなる見込みで、例年よりも早く花粉の季節が始まるかもしれません。


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